歌う毎日

歌には特別な力があるなって思います

話がずれてしまったけれど、人が作りだす目に見えないものの中で、私は歌が一番好きです。

匂いや味や温度……色や形はないのに五感に強く訴えてくるものはたくさんあって(やさしさや情熱なんかはちょっと別物として置いておくとして……)、自分にとって好ましいそれらのどれもが、幸せな気持ちにしてくれるけれど……、私にとって歌は特別にその力が強い気がする。

メロディにのせた詩の世界に、軽やかに連れて行ってくれる。まずそこがいい。

漫画を大好きな理由と似ていて、いい歌は、現状や今の自分を励ましたり、映し出してくれるだけでなく、ここじゃない世界に、自分じゃない誰かになれる魔法を、心地良くかけてくれる。それが本当にすてき。

それと、長男のおやすみソングみたいにある時期の記憶に紐づいた思い入れの深い歌が節目節目に出来ると、不意にその歌を耳にした時に、普段は思い出さない感情や記憶を思い出すきっかけにもなるし、自分の今までの人生をより鮮明に彩ってくれる気がします。

そういえば、はじめてウォークマン(ipodじゃないよ!笑)ですきな歌を聴きながら街を歩いた時……「なんて世界がドラマティックになるんだ!!」と驚いた記憶があるなぁ。笑。

選んだ曲が、その日その時の自分のテーマソングに。

いつもと同じ街並みがいつもと違ったものに見えたし、ただの目的地までの移動がずいぶんと輝いたものになった気がしたものでした。

あの時ほどの衝撃はもうそうそう感じることはないけれど、すきな曲を聴き歌うことは、代わり映えしない毎日を自分なりに色付ける工夫の一つ。

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